高千穂小旅行 その2

天岩戸神社からホテルに帰り、その晩は20時からの神楽見物に行きました。

1.高千穂夜神楽

高千穂神社の観光神楽は、一人1千円でほぼ毎日高千穂神社でやっているようです。

高千穂町観光協会のフライヤーから抜粋)

国指定重要無形民俗文化財 高千穂の夜神楽(岩戸神楽)の説明

高千穂地方に伝承されている神楽は、天照大三上が天の岩戸に隠れてられた折に岩戸の前で天鈿女命(アメノウズメのみこ又はアマノウズメのみこ)が調子面白く舞ったのが始まりとされており、古来より祖先が永い間この神楽を伝承して今日に及んでいる。

毎年11月中旬から翌年2月にかけて各村々で33番の夜神楽を実施して秋の実りに対する感謝と翌年の豊穣を祈願するものである。(2020年はコロナの影響で観光神楽以外は中止のようです)

この33番の中から4番を観光神楽として公開しています。

 

(1)手力雄(たぢからお)の舞

天照大神が天の岩戸にお隠れになったので力の強い手力雄が天の岩戸を探し出すために静かに音を聞いたり、考えたりする様子を表現。

 

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(2)鈿女の舞

天の岩戸の所在がはっきりしたので、岩戸の前で面白おかしく舞い、天照を岩戸から誘い出そうとする舞

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(3)戸取の舞

天の岩屋も岩戸の戸も所在がはっきりしたので、手力雄が岩戸を取り除いて天照を迎えだす勇壮で力強い舞

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(4)御神躰の舞

国生みの舞。イザナギイザナミの2神が酒を作ってお互いに仲良く飲んで抱擁し合い、お互いを挑発する。夫婦円満を象徴する舞

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この舞ではビフォーコロナ時は、壇上の二神が客席に降りてきたり、お菓子を配ったり、お客さんとボディコンタクトをしたり、舞台に引き上げたりしていたそうですが、コロナ禍ではそのパフォーマンスは中止されているそうです。

 

注意点:

①観光神楽の入場券は19時から神社で販売開始。先着ですが団体さんがいると添乗員さんが代表して購入するので、入場券販売所に並んでいる人より実際の入場者が多くなります。特に土日は早目に入場券を買いに並んだ方がよいと思われます。

私たちは11月26日(木)の18:50頃に到着して並び(10番目くらい)券を購入、そのまま入場したら既に30人ほどが入場されていました。最終的にはほぼ満杯になりました。

②見る所は畳ですが、座布団や小さな折り畳み椅子をホテルや旅館から借りて又は持参した方がベターです。

③室内はコロナ対策で窓が開いていて扇風機で換気しているため寒いので防寒対策も怠りないように。

④入場券には地域クーポンが使えました。

高千穂神社には無料駐車場があります。正面参道は階段、裏参道は坂道でどちらも駐車場から行けます。(階段は段差がちょっと高目ですので足に不安の方は裏参道の方が登り易いです)

⑥上演時間は1時間くらいです。

高千穂神社の駐車場がある交差点には信号がありますが、歩行者用のボタンを押さないと車の信号と歩行者信号が連動していないので青になりません。(ボタンを押すと車用信号と連動して青になる)

 

 神楽を見てホテルに帰り風呂に入って寝ました。明日の朝は雲海に挑戦です。おやすみなさい。

 

参考:高千穂宮由緒(公式フライヤーより抜粋)

天照大神の子である天忍穂耳尊栲幡千千姫命の子(つまり天照の孫)瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)から3代の神様をお祀りしている。

3代とは、、(1代目)瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は木花開耶姫(このはなさくやひめ)を娶り、(2代目)彦火火出見尊(ひこほほでのみこと)を授かった。

この彦火火出見尊(ひこほほでのみこと)は豊玉姫(とよたまひめ)との間に(3代目)鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)が産まれた。

因みに鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)と玉依姫(たまよりひめ)との間の子の1人が神武天皇である。

天孫降臨(てんそんこうりん)とは、天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、天照大御神神勅を受けて葦原の中津国を治めるために、高天原から筑紫日向高千穂峰へ天降(あまくだ)ったこと。(Wikiより抜粋)

 

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